常任委員会は、区民委員会にかわりました。

第2回定例会から常任委員会の所属が、これまでの建設委員会から区民委員会にかわりました。

区民委員会の所管事項は、区民相談、住民情報システム、戸籍・住民基本台帳、区民税、国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険、環境・地球温暖化対策、清掃事業・リサイクル、生活環境に関することなどです。

無所属議員の所属委員会は最後に決まる

中野区の常任委員会は、総務、区民、厚生、建設、子ども文教の5つあります。委員会の所属は、まずは会派に所属する議員の委員会が決まり(非公開の会議で決まります)、会派に属さない5人の無所属議員(私は会派を組んでいないので無所属です)は、残ったところを相談してどの委員会にするかを決めます。今回は、5つの委員会にそれぞれ1名ずつ残っていましたが、どの委員会に何人の枠が残るかはその時々で違うようです。

政治は数の力とよく言われますが、数の力の大元である会派について、リポート3号(2016年1月発行)にコラムとして書いたものを改めてご紹介します。

中野・生活者ネットワークなのに「無所属」?

細野さんは中野・生活者ネットワークから立候補した議員なのに、どうして「無所属」になっているの? 「区議会だより」をご覧になった区民の方から質問をいただきました。なぜ「無所属」なのか。地域政党の「生活者ネットワーク」だから? いいえ、違います。それは、中野区議会の会派に関する要項2条で「会派とは2名以上の議員で構成される議会内団体をいう」と定めているため、この条件を満たさない議員は所属政党に関係なく「無所属」となるからです。

議会の運営はまず会派ありきで動いています。会派の所属人数に応じて、議会の運営に関する事項を決める議会運営委員会に参加できたり、議会人事などを協議する代表者会議に出席できたり。ですから選挙が終わった後は、新しい議会構成になるので会派を組む動きが活発になります。多くは同じ政党の議員同士で会派を組みますが、人数が少ない政党の議員やどこにも属していない議員が集まって「会派」を組むこともあります。議案や陳情・請願、意見書などへの賛否は会派で統一するのが望ましいようで誰とでも会派を組めばよいというわけにはいきません。

ということで、私は現在会派を組んでいないので「無所属」になっていますが、議会の中で、市民意見をより反映できる方法を考えていきたいと思います。