憲法記念日に改めて思う、現憲法の素晴らしさ

右から大田・北澤さん、品川・吉田さん、杉並・奥田さん、曽根さん

生活者ネットワークの仲間と一緒に。右から大田区・北澤さん、品川区・吉田さん、杉並区・奥田さん、曽根さん

憲法記念日の5月3日、有明防災公園で開催された「5.3憲法集会」に参加しました。本気で憲法の改正をめざす現政権のもと、憲法改正が現実味を帯びている中での憲法記念日。会場には5万人(主催者発表)の人が集まり、変えるべきは憲法ではなく、憲法を守らない現政権だ、という認識を共有し、2コースに分かれてパレードを行いました。

憲法が制定された時代、私はまだ生まれていませんが、戦争を経験し、原爆まで落とされた後、「二度と戦争はしません」と高らかに謳った憲法に、当時の人々がどれほど喜びと希望を感じたかは想像に難くありません。憲法が時代に合わないという人たちがいますが、世界に向けて、70年間戦争をしていない日本が「戦争しない国」ですと掲げる憲法の理念は、理想であるとともに現実でもあります。

憲法改正の動きを機に憲法の議論が高まるのはいいことですが、憲法を守るべきは誰なのか、そして、誰が、何を、どう変えようとしているのか、そのことをしっかりと見極め、改憲派の描く国の姿が私たちの日々の生活をどう変えるのかについて、知力と想像力を働かせて考えていかなければならない、間違った選択をしないために。憲法記念日に、そんな思いを強くしました。