新庁舎の基本構想示される

第3回定例会(9月10日〜10月16日)で、「新しい区役所整備基本構想(素案)」が報告されました。
 
素案はカラーA4判で22ページ。
素案で示されている新しい区役所は
⚪︎保健所を併設(出入り口は区役所と別)
⚪︎区役所に従事する職員数を1,400人で想定(保健所職員含む)
⚪︎想定規模は、39,1000㎡
⚪︎事業手法は、直営方式(現在と同じ)
直営方式とPFI手法(民間の資金、経営能力などの活用を図る方式)を検討した結果、直営の方が区の意向を設計内容に反映しやすい、区役所の運営に民間のノウハウを活用できる余地が少ないことから直営方式に決定。
 
⚪︎整備費は、約201億円で、内訳は、設計費約5億円(建設工事費の3%)、建設工事費約178億円、消費税約18億円(10%)。*最近の自治体における建設坪単価を参考にしたもの。
⚪︎財源は、現区役所と保健所敷地を最大限有効活用。
⚪︎スケジュールは、平成33年度に竣工(予定)。
 
各委員からさまざま質問があり、現在の場所で建て替える検討はしていないこと、財源となる現区役所と保健所の敷地については売却なのか定期借地権にするのかなど、具体的にはこれから検討ということ、などが明らかになりました。
 
予定地は、現中野体育館の敷地とその南側の敷地(すでに区役所用地として購入済みの土地です)。現体育館は1968年竣工。
 
資材費、労務費が高騰している中での新庁舎建設。また、区役所、サンプラザ地区の一体整備とあわせた区役所の建設です。これからの中野のまちづくり、財政、住民サービスのあり方などに大きく関わっています。11月に意見交換会が開催されますので、ぜひ区に区民の声を届けてください。
 
意見交換会の予定
11月14日(土)15時〜
11月16日(月)19時〜
会場はいずれも、区役所1階特別集会室。