「まさか自分が……」

2019年1月12日 00時18分 | カテゴリー: 活動報告

1月11日の夕方、区民のAさんから「詐欺の被害に遭いました」と電話があったので、ご自宅に伺ってお話をお聞きしたところ、オレオレ詐欺とは違うこれまで聞いたことのない手口でした。被害に遭ったAさんは意気消沈しておられ、見ているだけで辛くなりましたが、「同じような被害に遭う人が出ないよう多くの人に知らせてください」ということで私に連絡を下さったので、Aさんからお聞きしたお話をお伝えします。

「◯◯デパート」「銀行協会」には用心を

初まりは1本の電話でした。◯◯デパートですが、△△△さん(Aさんの名前)のクレジットカードが使われていますが何かおかしいようです。暗証番号でなく生体認証の方が安全なので変更した方がいいですよ。今から銀行協会の者がお宅に行くのでキャッシュカードを渡してくださいと言われ、電話をかけている間に男性が来たので訪れた男性に、封筒にキャッシュカードを入れて渡してしまいました。男性が自宅に来た時にAさんは一旦電話を切ろうとしたのですがそのままにしてくださいと言われ、電話がつながったままの状態でカードを渡してしまったようです。

男性が帰った後でAさんは心配になり、息子さんに電話して経緯を話したところ「それは詐欺だよ」と言われ急いで調べましたが、すでに全額引き出されていたそうです。

普段のAさんは、このような話に不用意に反応するような方ではありません。Aさんも、自分の名前を知っていたから信用してしまったようで、とても後悔されています。また、電話を切ろうとしても巧妙に語りかけ切らせてくれなかったことも、騙されてしまった要因の一つだったのではないかと思われます。

「まさかAさんが……」と信じられない思いでしたが、Aさん自身も「まさか自分が詐欺の被害に遭うなんて」と驚いている様子でした。

手を変え品を変え様々な詐欺が横行しています。お金を振り込むだけでなく、カードを渡せと言われた時も「おかしい」と疑ってください。