「戦争しない国」を未来につなぐ

4月26日は統一地方選挙、中野区では区議会議員選挙があります。地方自治体の選挙ですが、私は「原発」と「平和」の問題も大切なテーマだと思っています。どちらも命の根幹に関わる問題でありながら、現政権が国民の声に耳を傾けることなく、原発の再稼働を進め、「戦争放棄の日本」の進路を大きく方向転換しようとしている今、地域から「原発の再稼働にも戦争にもNO」の意志をみせていくことが大事だと思うからです。

 今みなさんにお配りしている中野・生活者ネットワーク「いきいきレポート」NO66では、平和についての私の思いを綴っています。

 

「戦争しない国」を未来につなぐ

 私は戦争を知らない世代ですが、現政権が積極的平和主義の名のもとで進めている集団的自衛権の行使容認や特定秘密保護法の強行採決などは、「戦争放棄の日本」から「戦争放棄を放棄する日本」への道を突き進んでいるように見えます。

 世界から「戦争をしない国」として信頼を得てきた日本の平和主義はこのままでは崩壊してしまいます。武力でいのちを守れないことを、私たちは多くの方々の犠牲を通して学んだはずです。

 平和の問題は、国政に白紙委任せず、大人も子どもも、憲法を学び、憲法について語り合うなど、自治体レベルで取り組み、地域から平和を守る社会をつくることが重要です。

 中野区には「憲法擁護・非核都市の宣言」があります。私はこの精神をくらしの中に活かし、地域から平和を発信していきます。