平和、人権、そして、災害への備え 〜2024年を迎えて〜

2024年は、元日の能登半島地震、翌2日の羽田空港での航空機事故と、大きな災害と事故で始まりました。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々にお見舞い申しげます。

今年こそは平和な世界でありますように、また、どんな人の人権も尊重される社会になりますように、そんな願いを元旦に抱きました。
災害に暦が関係ないとは言え、まさかその数時間後にこれほど大きな地震が来るとは……信じられない思いで元日を過ごしました。

昨年から考えていた新年のご挨拶が全て飛んでしまうほどの大きな災害です。
被害の状況が明らかになるにつれ、阪神・淡路大震災、東日本大震災を経験してもなお、一旦大地震が起きると、地理的な条件、地域特性などで、その経験を生かしきれないほどの状況になってしまう現実を痛感させられます。

東京でも、いつ起きてもおかしくないと言われている首都直下型地震への備えを、一人ひとりが自分事として考え、実行に移していかなければならないと強く思います。

今年もよろしくお願い申し上げます。

神宮外苑の銀杏並木(2023年11月16日撮影)